スカッシュの神様。021
第二十一章「2回目のオリンピック」
「2回目のオリンピックを迎えますが調子はいかがですか?」
新堂が答える「そうですねオリンピック競技になったことで前回とは全然レベルアップしているのでかなり体力的にキツイかもしれませんね!前回の各国の代表も新しくスカッシュに参加してきた人やジュニアから成長してきた人にどんどん負けてますからかなりがんばらないといけません。ラケットのパワーとコントロール精度、シューズも良くなっているので楽なところもありますけど!まあスタミナと集中力さえ切れないようにすれば大丈夫だと思います。楽しい試合ができればいいですね!」
「ライバルは?」
「マイクをはじめとしたイングランドチームとバドミントンのトップジュニアからの転向が多かった中国チームが今回はかなり強いです。相手のペースにならないよう気をつけたいです。」
それから数日後「スゴイ新堂大空選手2大会連続優勝です。The king of squashの称号を師匠のピーターニコルソンから受け継いだといってもいいでしょう!それにしてもレベルがかなり上がった大会でそれにも増したレベルアップをした新堂選手の完勝でした。」
「オイオイまた大空優勝したぞ!あれだけ他の選手のレベルが上がったのに相変わらず3回戦までラブゲームのオンパレードだからあと2〜3回は優勝できそうだな!でもいつか俺が倒す」
「森本さんまず日本代表になりましょう!」
「トホホ。」