準備を早くすればミスは格段に減る。コントロールも良くなる。012
昨日、スカッシュ初級者の人に球出しっぽいヒッティングをしました。振り遅れて空振りもあったので甘いボールを出して(早めに)構えて!押して!と言いました。そうするとかなり改善、何度もラリーが続きました。
準備がある程度できていれば、空振りをするよくする人でもボールに当てて、後ろの方にボールを飛ばすことができる。常にボールが来るまでに準備ができていれば世界チャンピオンとだって試合になる。
スカッシュは相手のバランスを崩すことが有利になるスポーツだと何度か書いてきました。世界のトップでもバランスを崩されていれば甘いボールしか返せないことも多々あります。
彼らの場合は甘いボールを打って、相手に厳しいコースを突かれてもまた返せる能力が半端ないので逆転することもありますが、アマチュアには難しいことでもあります。
準備を早くするために、無駄な動作を減らす、Tエリアに早くスムーズに戻る、そのために正しいフットワークをする、ステップをきちんとする、ボールが来るまでにラケットをちゃんとセットする、構えから肘をあまり上下動させない、ボールに近すぎないようにするなどをしないといけません。
ミスをした時は、ボールが来るまでに準備ができておらず、そのせいで余裕もない。その準備ができていない大きな要因は何かを考えてみるのもいいと思います。相手が自分よリも強すぎることもあるでしょうが、そこはなぜ余裕を持って準備ができていないか???
相手との実力差がある時は、フィットネス以上に根本的に無駄な動作が相手よりも多い、相手よりも基本ができていない、力みが入っていたり、リラックスしすぎて体幹を利用できていなかったり、相手や相手の打ったボールを観察できていないと思います。
客観的に自分を見てくれる人にアドバイスをもらうのもヒントになります。
元全日本スカッシュチャンピオンの福井裕太さんに後ろのボールを打つときにTエリアに戻りやすい打ち方を習いました。打って戻るではなく、戻りがスムーズになるような打ち方で打つ。
世界で活躍するレオ選手なんかは小柄ですが、全日本チャンピオンよりもTエリアへの戻りがスムーズです。
元世界チャンピオンのシャバナとかはやはり全日本チャンピオンよりかは戻り動作が大きいです。
初級者だからこそ、意識しないと運動能力とスカッシュ愛の強い選手権上位者はずっと雲の上の人になってしまいがち。
あまり悪癖がつくまでに、あの人始めたばかりなのに動きがスムーズでブレないフォームだね!って言われたらいいですね。
私は悪癖がついていて、しかも瞬発系も持久系もだめ!動けないおじさんです。まだ始めたばかり、始めて時間が経っているけど伸び悩み気味だけど強くなりたい人は、スカッシュに向いたトレーニングはSquashのトレーニング方法が紹介されている海外の動画サイトを参考にするといいと思います。
技術だけあっても、体力がないとラリーを続けられてガス欠。スカッシュは試合だとかなりのエネルギーを使います。体力体力アップ!
それでは今日も楽しいスカッシュライフを!
#スカッシュ #スカッシュ上達 #上達方法