第二十三章「究極のラケット？」 「おい大空もしかしてそれが新しくメーカーと共同開発した大空モデルのラケットか？」 「そうだよ！」 「でっ何がちゃうの」 「素材がウルティマムハイパーカーボンで折れない！トリプルスレート技術で面が安定していてパワ…
第二十二章「バウンドテニス」 「ねえおじさんおもしろそうだからバウンドテニスしにいかない」 「なんやそれ？」 「バウンドテニス知らないの！全国の都道府県に協会があって45万人以上の愛好者がいる簡単に言えば小さなコートでするテニスなんだ。メルボル…
第二十一章「２回目のオリンピック」 「２回目のオリンピックを迎えますが調子はいかがですか？」 新堂が答える「そうですねオリンピック競技になったことで前回とは全然レベルアップしているのでかなり体力的にキツイかもしれませんね！前回の各国の代表も…
第ニ十章「最強トーナメント」 「日本スカッシュ最大のイベントダンラップスーパーチャンピオン選手権が始まります。オリンピックチャンピオンの新堂選手をはじめワールドランキング上位１６名で争うこの大会！今年のスペシャルマッチには往年の名選手として…
第十九章「カナダでスカッシュ」 「やったーカナダで２週間スカッシュや！スカッシュ人口密度世界一のトロントなんて最高やな！ジョナサン・カーンズとも出来るかな？」 「それはおじさん次第さ！今回参加した日本のスカッシュメンバーの実力を考えてまずB1,…
第十八章「招待」 「今日は長野県スーパースカッシュアリーナのオープニング記念にオリンピックチャンピオンの新堂大空選手に来ていただきました。それでは田上知事とお話していただきましょう」 「新堂選手あのオリンピックの決勝はすごかったね！表彰式の…
第十七章「インタビュー」 「月刊スカッシュの塩田です。今日は石川県金沢市にあるウルトラスーパースカッシュハイパーズを取材に来ました。 オリンピックチャンピオンになった有名な新堂大空選手、日本チャンピオンの円山選手、ランキング３位森本選手にお…
第十六章「スカッシュの王様」 「スーパーウルトラスペシャルショット」 「ハイパーコントロールタイガーショット」 「ねえ円山さんとおじさん何やってんの？」 「あの２人自分のショットに名前をつけながら打ってるみたいだよ」 「どうみても普通のショット…
第十五章「乾杯」 「皆さん今年はお疲れ様でした！カンパイ」 「１年たつの早いな」 「大空くんはウーロン茶か？早くビール飲みたいだろ」 「ううんこれで 十分さ！それにしても皆よく食べるね〜。特に川中さん女の子なのにスゴイな！」 「だっておいしいだ…
第十四章「バドミントン対決」 「やあ久しぶりだな大空くん」 「お久しぶりです」 「今日は君と君のママ、それから私と現全日本チャンピオンの杉山陽子さんのダブルス戦でいくよ」 「彼が大空くんだ！大空クンのママは当然知っているね！」 「ええもちろんで…
第十三章「スカッシュのおばさん」 「ねえ！おばさん」 「おい大空おじさんはともかくおばさんはまずいだろ」 「じゃあ昔はおねえさん力僕より強そうなんだからもっとラケット小さく振ってくれない？一緒にやってた人あやうく病院送りになるところだったよ！…
第十二章「世界の壁」 「あ〜あまた負けちゃった」 「おじさん気にすることないよスポーツなんだし楽しくいかなきゃ」 「最近日本人選手なら数人にしか負けないのにな〜」 「スピードも反応も技術もコントロールも練習量も足の長さも顔の良さも違うんだし気…
第十一章「大空のパパとママ」 「こんにちは！おじゃまします。」 「今日子ちゃんいつも大空と仲良くしてくれてありがとう！あの子うちのパパに似て口が悪いから」 「おい聞こえてるぞ！」 リビングからパパの声。 大空パパとママはオリンピック中に大空以上…
座談会 新堂大空「ねえおじさん作者のスカッシュな人Ｋ氏が読者の皆さんのために何か話してって言ってるよ」 おじさん「そうやな〜もっと俺の活躍バンバン知りたいですよね〜みなさん」 新堂大空「そうするとタイトルがスカッシュの神様からスカッシュのおじ…
第十章「悲しい出来事」 それはオリンピックが終わって３カ月後のこと大空のもとへ外国からの訪問者。 「大空起きなさい！日曜日だからって遅くまで寝てちゃだめでしょ！お客さんよ」時に鬼になる母の大きな声が耳もとで炸裂する。 「誰だい」 「チャップタ…
第九章「大空の恋！」 「あの〜スカッシュ教えてもらえませんか？」 「うんいいよスカッシュ経験は？」 「大体１年くらいです。」ン！どっかで聞いたようなフレーズ！？ 「君上手いね！センス抜群なんて名前？」 「横山今日子です。」 「なんでスカッシュ始…
第八章「世界の舞台へ！」 「おいおい最近スカッシュコート全然空いてないな」 「大空くんが全日本選手権で圧倒的に勝ってオリンピック金メダル最有力候補で騒がれたからね、それに全国から大空くんと金沢の観光も兼ねてスカッシュしに来るからね！」 「でも…
第七章「新たなるライバル？」 「お〜い大変だ〜」「円山さんどうしたん？」「世界チャンピオンのジョン・ステルスがカナダのジュニア選手に負けたそうだ！そいつまだ１６才だって」 「名前なんていいますの」 「ジョナサン・カーンズ」「カーンズって昔一族…
第六章「疑問」 「なあ大空前から聞こうと思ってたんだけど世界チャンピオンレベルのお前がなんで俺達を相手にしてんのかな〜？」 「僕は慈悲深いからおじさんみたいな下手な人見るとほっとけないのさ！まあ本当は自分が教えている人が上手くなっていくと楽…
第五章「成長」 大空が金沢に来てから１カ月がたった。 大空のおかげで金沢のスカッシュ人口と参加率は飛躍的に向上した。あまりこなかった円山さんも大空と練習がしたくて毎日来るようになった。 たった１カ月なのに皆のレベルが驚くほど上がっている。相乗…
第四章「大空」 ああすごかった！スカッシュってこんなにすごいものなのかと思い知らされた。大空、マイク、ピーターのゲーム形式の練習を生でみた後の感想だ。 練習後ピーターさんにつたない英語で聞いてみた「大空をどう思います？」「生意気だけど愛すべ…
第三章「キングの来日」 「ああ死にそうだ」もう立てない俺は隣で涼しい顔をしている生意気少年を大の字で寝ながら見ていた。 「ねえおじさんどうしたらそんなに疲れるの」「走りまわり続ければ疲れるよ！そういえばお前最近顔見なかったけどどっか行ってた…
第二章「彼の友達」 「おじさん久しぶり！相変わらず運動不足なスカッシュしてるね！」スカッシュコートを出るなりニコニコ顔で話しかけてきた失礼なヤツそう新堂大空だ「おうお前も相変わらず口が悪いな！」「今日もおじさんの運動不足を少しでも解消してあ…
あらすじ後にスカッシュの神様と言われる新堂大空と通称おじさんの森本雄大を中心にしたスカッシュのお話（もちろんフィクション：数年前に金沢スカッシュサイトに掲載したものです）。 突如石川県金沢に現れたスカッシュの天才少年、時間がたつにつれ彼が想…
